交通事故被害者

労災保険の傷病補償年金の内容と請求方法

仕事中に交通事故に遭ってしまい、労災保険法の傷病等級に認定されると、傷病保証年金を受け取ることができるようになります。

傷病補償年金とは?

療養開始後1年6ヶ月を経過した日以後において、負傷や傷病が治らず、その程度が労災保険法の傷病等級に認定されると支払われる支給額のことを言います。傷病補償年金を受け取ることができるようになると、休業補償給付は受け取れなくなります。

ただし、療養開始後1年6ヶ月を経過しても、傷病等級に認定されなかった場合は、傷病保証年金は受け取ることはできません。この際は引き続き休業補償を受け取ることができます。

また、傷病保証年金の受け取りは、毎年、2月、4月、6月、8月、10月、12月の6階に分けて支給されます。支給される額については傷病等級法をご覧ください。

傷病補償年金の種類

傷病補償年金は3種類あります。

  • 傷病補償年金
  • 傷病特別支援金
  • 傷病特別年金

傷病補償年金と傷病等級表

傷病等級給付の内容障害の状態
第1級当該障害の状態が継続している期間1年につき給付基礎日額の313日分1.神経系統の機能又は精神に著しい障害を有し、常に介護を要するもの

2.胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、常に介護を要するもの

3.両眼が失明しているもの

4.そしゃく及び言語の機能を廃しているもの

5.両上肢をひじ関節以上で失ったもの

6.両上肢の用を全廃しているもの

7.両下肢を膝関節以上で失ったもの

8.両下肢の用を全廃しているもの

9.前各号に定めるものと同程度以上の障害の状態にあるもの
第2級同277日分1.神経系統の機能又は精神に著しい障害を有し、随時介護を要するもの

2.胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、随時介護を要するもの

3.両眼の視力が0.02以下になっているもの

4.両上肢を腕関節以上で失ったもの

5.両下肢を足関節以上で失ったもの

6.前各号に定めるものと同程度以上の障害の状態にあるもの
第3級同245日分1.神経系統の機能又は精神に著しい障害を有し、常に労務に服することができないもの

2.胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、常に労務に服することができないもの

3.一眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になっているもの

4.そしゃく又は言語の機能を廃しているもの

5.両手の手指の全部を失ったもの

6.第1号及び第2号に定めるもののほか、常に労務に服することができないものその他前各号に定めるものと同程度以上の障害の状態にあるもの

傷病特別支援金

傷病補償支援金は、傷病等級が認定されると、一時金として支給される金額です

傷病等級金額
第  1  級114万円
第  2  級107万円
第  3  級100万円

傷病特別年金

傷病特別年金は、傷病補償年金とは別に、ボーナスなどの特別給与を基礎として算定された金額が支給されます。

傷病特別年金金額
第  1  級算定基礎日額の313日分
第  2  級算定基礎日額の277日分
第  3  級算定基礎日額の245日分

傷病補償年金の請求方法

傷病補償年金請求に必要な書類

所轄の労働基準監督署長の職権によって行われますので、請求手続はありませんが、療養開始後1年6か月を経過しても傷病が治っていないときは、その後1か月以内に傷病の状態等に関する届(様式第16号の2)を所轄の労働基準監督署長に提出する必要があります。

  • 傷病の状態等に関する届(様式第16号の2)

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