交通事故被害者

被害者自ら保険会社と示談交渉をし希望の金額を勝ち取った事例

事故の内容

2車線道路を80ccの小型バイクで走行中に、右側車線で遅い車と、その車の後ろからピッタリつけて煽る車に遭遇しました。のろのろ運転でしたので、左から抜きたかったのですが、左車線には駐車車両が並んでいたために暫く我慢しました。

やがて駐車車両が途切れたので、左車線に移ってから追い抜きを掛けたところ、煽っていた車がウィンカーも出さず凄い勢いで左に車線変更し、横からぶつけられて転倒しました。ドアミラーが右脇腹を突くように当たったため、肋骨骨折と膝・肘の打撲を負い、救急車で運ばれました。

バイクは道の端に強くぶつかり廃車になりました。打撲は軽く、骨折も肋骨2本だけでしたので、コルセットで暫く固めるしか処置はないのですが、週1回、2ヶ月ほど通院しました。

示談金の内容

初期の提示は物損だけの話でした。バイクだけでなく、ズボン、ヘルメット、靴、グローブ、ウェアなど少しでも傷の付いたものを物損申請していました。バイクは新車なら25~26万円程度のものでしたが、当時既に絶版であり、中古車でも程度の良いものなら18万円ぐらいしました。

当然減価償却の考えもありますが、加害者から「新しいのを買ってもらってよい」との発言を得ていたため、バイク単体で18万円を申請しました。しかし保険会社からは7万円でした。他の物損費用も、数万円にしかなりませんでした。当然、納得はいきませんでした。

納得いかなくて何か対策をしまいたか?

まず、ネットや本で事故対処のノウハウを仕入れ、対処方法を学びました。どう考えても弁護士を雇うに見合う程の山ではなく、自分には急ぐ必要がなくて時間はいくらでもありましたので、自分で対処することにしました。

保険会社の応対に対する不満と、慰謝料に対する主張を5000字程度の文章にまとめ、保険会社のホームページの「お客様の声」に不満に投稿する際、品格を重視して冷静な文章を心がけ、文章の内容には怪我、通院により被った損失を計算した内容を書きました。計算対象は、

  • バイク本体と周辺の物損額(使用年数を考慮した想定価値や、再入手のための費用)
  • 通院交通費(電車、バス)
  • バイクを使う予定に対するキャンセル費用oや代替交通費
  • 通院により仕事に穴を空けたことによる昇格推薦への影響(昇格への再推薦を受けるまでの期間とその間の給与格差)

などでした。また、その各損失に対する心痛の訴えも、慰謝料向けとして書き加えました。ホームページに投稿する度に担当者のランクがあがり、最後には支社長が登場しました。

投稿2回目には文字数制限が設けられましたが、文章を短縮して投稿を続けました。物損額は保険会社の費用負担となり、治療費・慰謝料は自賠責範囲で保険会社は全く腹が痛くないので、物損額はほどほどに、自賠責の範囲上限一歩手前ぐらいを狙いに交渉しました。

最後の交渉では、金額白紙の同意書が出てきて驚きました。怪我はもともと大したことがなかったので、自分の計算値通りの額+通常の解決期間よりも長く掛かったことによる慰謝料想定額も足した額を記載しました。

今思うと、相手は百戦錬磨の交渉人でしょうから、人となりを見て、逆に黙らせるために白紙を出して来たのだと思います。こちらの主張通りの額を得ることができたため、手打ちとしました。

事故から解決までの流れ

事故→病院→警察→10対ゼロでこちらに過失無しの判断→調査/対処検討→保険会社と交渉開始→3~4度の対面交渉→解決。5ヶ月程度を掛けました。

交通事故の被害に遭われた方へアドバイス

よく調べる。決して諦めない。加害者ではなく保険会社だけをターゲットにする。受け答えや文章は冷静に、慎重にする。損失や心痛に対する計算根拠(額、期間、程度)を想像でも良いので組み立てて提示する。交渉担当者は支社長やスペシャルクラスな担当を引きずり出す。

保険会社側も、何年も長引くような案件の相手をしたくはないので、早めに決着したいはずだが、直ぐには応じない。5年でも10年でも納得いくまで争う姿勢を見せる。電話では話を進めず対面を要求する、交渉前には、交渉ストーリーを練り、練習してから挑みましょう。

請求金額があまりにも大きくなる場合は、弁護士を雇うことをおすすめします。

今すぐ無料相談 !着手金0円で成功型 !交通事故専門の弁護士はこちら!!

今すぐ無料相談 !着手金0円で成功型 !交通事故専門の弁護士はこちら!!

全国対応!賠償金3倍
成功報酬型弁護士へ