交通事故被害者

示談金は一度決まるとやり直しはできない?

示談が成立したけど、よく考えればこんな安い金額では納得ができない!といった場合は、示談交渉のやり直しはできるのでしょうか?

原則としてやり直しはできない

原則としては、示談交渉が成立してしまったら、交渉のやり直しはできません。示談交渉とは、「和解成立」とも言われています。つまり、示談書にサインしたら、それは「解決しまいた」のサインとなります。一度解決したものを取り消してやり直しを許可してしまうと、収集がつかなくなってしまいます。そのため、やり直しはできないと思った方がよいでしょう。

やり直しができるケースもある

やり直しができないということが法律的に決まっているわけではありません。逆に法的には「無効」にしてやり直しができてしまうのです。ただし、すべてのケースで「無効」にすることはできません。「無効」が認められるケースとしては、

  • 「交通事故の被害に遭い、その場で加害者から示談金が渡され、示談書にサインしたが、翌日に症状が出た」
  • 「示談成立後に後遺症が出た」
  • 「加害者から脅迫されて示談書にサインした」
  • 「任意保険との示談成立で重要な部分に錯誤がある場合」

示談成立後に後遺症が出てしまった場合には、「無効」が認められる場合があります。ただし、その後遺症と交通事故の因果関係が認められればの話です。示談成立から数ヶ月経って、「後遺症が出た」と言われても、事故との因果関係がないと判断されれば「無効」にすることはできません。

任意保険との錯誤があった場合については、「保険会社と被害者との間に認識不足があったために、勘違いでサインしちゃったよ」ということです。ただし、ただたんに被害者の確認不足で起こった事態については「無効」にすることはできません。錯誤で「無効」にするためには、客観的な事実がなければなりません。

裁判を起こす必要がある

示談成立の無効は「裁判」の判決結果で決まります。そのため、いくら保険会社や加害者に「間違ってサインしちゃった、勘違いだから取り消して!」と言ったところで効果はないでしょう。保険会社からしてみればサインした時点で、この案件は解決しているのです。

示談交渉の成立は慎重に

示談金とは、あくまでも「和解成立」の印です。そのため、示談金を決めるのは被害者本人となります。保険会社が提示してきた示談金に納得がいかないなら、交渉を続け、場合によっては被害者からも示談金の提示をします。そして、お互いの妥協点があれば、そこで示談金が成立されるのです。保険会社から示談の話を持ちかけられた際は、以上のことを頭に入れて、納得いくまで示談書にサインをせず交渉を続けましょう。

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